俺の目の前で、妹が泣いている。
我が妹ながら、アイドル並にかわいいルックスと、グラビアアイドル並のダイナマイトボディの持ち主だ。
別に、兄バカじゃない。
俺の妹をみた男は、必ず俺にこういってくる。
「お前の妹、めっちゃかわいいな!紹介してくれよ!な、友達だろ?」
単なる顔見知り程度のヤツにいわれると、非常にウザいが、俺の妹がものすごくかわいいってことは、理解してもらえるだろう。
当然、妹は小さい頃からモテモテだったが、奥手だったので、つい最近までは俺が恋人のような状態だった。
ああ・・・、あの頃はしあわせだった・・・。
お風呂で背中を流してもらったり、手料理を食べさせてもらったり、いっしょに寝たいなんていいだしたりして・・・。
ま、その、ギャルゲーの妹キャラみたいな行動で、俺をしあわせにしてくれてたんだ。
近親相姦はいけないっていう思いだけが俺の理性を支えていた。
俺が我慢してなきゃ、近親相姦になりそうなギリギリの状況だった、と思う。
しかし。
一ヶ月前、ついに妹に初の彼氏ができちまった。
確かに、ヤツはかっこいい。
性格も好青年だし、頭はいいし、モテるし、スポーツも万能だし。
ケチのつけようのない彼氏だった。
俺はさみしかったけれども、
「近親相姦を回避できただけ、よかったじゃないか。」
「これで妹も俺もまっとうな人生を送れる。」
「俺も早く彼女作らなくちゃなー・・・ははは・・・。」
などと自分にいいきかせていたんだ。
で、話は冒頭に戻る。(前置きが長くてスマソ。)
妹はなんと、彼氏に、
「フェラチオが下手。」
だといわれたらしい。
付き合って一ヶ月で、もうフェラチオまでいってんの!?
俺の頭に岩が落ちてきたような衝撃が走った。
しかも、俺のかわいいかわいい妹に、
「フェラチオが下手」
なんてぬかすとは、何様のつもりじゃい!!!
俺はヤツを殴り蹴りボコボコにしてやるために、部屋を飛び出そうとした。
しかし、妹が足にしがみついてきて、ひきとめられた。
「お兄ちゃん、亜美が悪いの。フェラチオなんていままでしたことなかったから、ちょっと噛んじゃって・・・、昇くん、すっごく痛がって・・・。」
あー、そりゃ、確かに、男としちゃ、大ダメージだ。
「フェラチオが下手」
っていうレベルの話じゃねーし。
「だから、お兄ちゃん、亜美にフェラチオ教えて?」
俺は亜美の発言に、顎がはずれそうになった。
「だって、好きでもない人のおちんぽ、フェラチオできないし。昇くんは、フェラチオはもういいよって、させてくれないし。」
いやいや、待て待て。
俺がフェラチオを教えたとして、ヤツにはなんていうんだよ!?
「お兄ちゃんにフェラチオ教えてもらったから、大丈夫。」
ってか?
「ああ、お兄さんにフェラチオ習ったなら、大丈夫だね。」
なんて会話が成り立つとでも?
俺はめまいがしてきた。
「お兄ちゃんにフェラチオ教わったなんて、誰にもいわないから!亜美とお兄ちゃんだけの秘密にするから!」
そして、亜美はずっと泣き続けている。
俺は亜美の涙に弱い。
泣けば俺が亜美のお願いをきいてしまうことを亜美はいままでの経験上、よくわかっているのだ。
「あー、わかったから、もう泣くな。フェラチオ教えてやるけど、絶対誰にもいうなよ!」
俺はドアに鍵をかけ、下半身裸になった。
「まず、フェラチオは絶対噛むな。亜美みたいな初心者は、歯を使うの禁止だから!」
「はあい!使いませーん。」
亜美は目をきらきらさせて、俺の顔をみつめている。
ちくしょう。
かわいいな。
半勃ち状態のちんぽを自分の手で軽くしごいて、完勃ちにする。
「わー。お兄ちゃんのおちんぽ、昇くんのより、おっきいね!」
ほほぅ。
俺の方がビックマグナムなのか。
俺はちょっと、いや、かなり嬉しかった。
「ごほん。ちんぽのここが亀頭でかなり敏感だ。」
亀頭を指でなぞりながら、俺は解説する。
「カリ首のところも、舌でなぞられると気持ちいい。」
指でカリ首をぐるっと一周なぞる。
「あとは、裏筋が気持ちいいかな。これは誰でもいっしょだ。」
「フェラチオって、おちんぽの敏感なところを舐めたり、しゃぶったりしたらいいの?」
「そうだけど、玉袋を舐めたり、やさしくもんだり、ここをくすぐるのも気持ちがいいんだ。」
俺はアリの門渡りを指でなぞった。
「わかった!じゃ、舐めてもいい?」
亜美はあーんと口を開けた。
いや、実際にフェラチオしなくてもいいんじゃないか?という理性の声は、亜美のフェラチオの気持ちよさにかき消された。
温かくてぬるぬるしている亜美の口内は信じられないほど、気持ちがいい。
亀頭をすっぽりと口の中にしゃぶられ、さらにサオまで呑みこまれていく・・・。
のどの奥に亀頭の先っちょがついたところで、苦しくなったらしい亜美は俺のちんぽを口から出した。
「はあはあっ。お兄ちゃん、気持ちいい?」
「ああ・・・。でも、もういいだろ?」
「やだぁ!射精するまでフェラチオしないと、よくわかんないよ。」
亜美の舌はちろちろと俺のちんぽのサオ、亀頭、カリ首を舐めた。
亜美の指もやさしくなでるように、俺のちんぽをしごいている。
「亜美・・・なんか、めちゃくちゃフェラチオ、上手いんじゃないか?」
「えへへ。バレちゃった。亜美、ずっとネットとかで、フェラチオのお勉強してたんだ。」
ちゅぷっくちゅっと、よだれまみれになった俺のちんぽを手で軽くしごきながら、亜美が微笑む。
「だって、お兄ちゃん、いくら誘っても、亜美とエッチなこと、してくれないんだもん。」
「彼氏としたらいいだろ!?」
亜美はよだれと先走りでつやつやと光っている唇をぺろりと舐めた。
「彼氏なんて、ウソ♪フェラチオだって、今日がはじめて。だって、亜美が好きなのはお兄ちゃんだけだもん。他の男のおちんぽなんて、フェラチオできないよ・・・。」
亜美はうっとりした顔で、フェラチオを再開した。
俺は妹にハメられたらしい。
フェラチオからセックスまでいってしまうのも、そう先のことではないだろう。
近親相姦・・・フェラチオの快感で甘く痺れている俺のアタマは、「それもいいじゃん。」と考えていた。
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