「出すぞ!口、開けろよ。」
いわれるままに口を開けたら、口の中に精液が飛び込んできた。
口に入らなかった分が顔に飛び散って、私の顔を汚す。
「ちょっと顔射っぽくなったけど、いいよな。」
射精を終えた貴志は満足そうに、私のベッドに腰かけた。
私は顔についた精液をティッシュで拭って、のどに纏わりついている精液をどうにか飲み下そうと何度も唾を飲み込む。
普段は優しいのに、セックスの時の貴志はいつも別人のようになってしまう。
顔射、イマラチオなんてしょっちゅうだし、アナルを犯そうとしたこともある。
お尻を平手でぶったり、手足を拘束したり、SMじみたことをやりたがるのだ。
私はいやだと思いながらも、仕方なく付き合っている。
だって、普段の貴志は今まで付き合ったどの男より優しいし、一緒にいて愉しいから。
「はるみに顔射すると、めっちゃ興奮する。」
貴志は一度くらいの射精じゃ、全然満足してくれない。
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