「なーんかおとなしくなっちゃって、つまんないなあ。最初の日みたいに、もっと怯えてみせてよ。」
康二は私の顎を掴むと、目を眇めて、私をみつめた。
割と整った顔をしているし、女にもモテそうだというのに、どうしてこの男は、私を監禁したりしているんだろう。
普通に告白されていたとしても、私は受け入れなかったと思うが、喜ぶ女は多そうなのに。
「美穂お嬢様はさあ、他人になんか興味ないよねえ。誰のことも眼中にないって感じ?だから、無理矢理にでも、俺しかみえないようにしてやったんだよ。」
私の疑問を悟ったかのように、康二が呟いた。
一人の友人も作らず、話しかけられても、言葉少なに応じるだけの私の態度をみて、そう判断したらしい。
誰のことも眼中にないわけではなく、お父様の期待に応えようと私なりに精一杯で、これっぽっちの余裕もなかっただけなのだが。
「名門のお嬢様だもんねえ。俺みたいなただの成金の息子なんて、存在にすら気づいてなかったんだろ?」
その通りだったので、無言でいたら、
「返事しろよ!」
と怒鳴られた。
日頃、このように大声で恫喝されることがないので、思わず、びくりと体がすくんでしまう。
「・・・存在くらいは・・・気づいていた・・・と思う。」
私が小声でウソをつくと、康二は意地悪そうに笑いながら、
「へーえ。じゃ、俺の苗字、いってみてよ?」
重ねて質問してきた。
ここに監禁されてすぐ、「康二」という名前は教えられたが、苗字はきいていなかった。
当然、私に答えられるはずもない。
「わからないんだろ?じゃ、罰として、俺のちんぽフェラチオして、勃起させてよ。」
もう何度も射精している康二のペニスが、私の拙いフェラチオで勃起するとも思えなかったが、これ以上、この男を怒らせるのは怖かったので、素直に中勃ちのペニスを口に含んだ。
せめて、顔射された上に、顔中に広げられた精液を洗わせてくれないだろうか・・・。
口に含んだペニスをキャンディのように舐めまわしているうちに、硬度が増してきた。
あんなに射精したのに、まだ勃起するのかと驚いてしまう。
康二のペニスはあっという間に完勃ち状態になり、私の口をいっぱいにした。
この状態になると、息苦しくて、とてもフェラチオしづらくなる。
三日前にフェラチオを教わったばかりの私にとっては、極めて難易度が高い。
「だいぶフェラチオ上達したね。さすが学習能力の高い美穂様だけあるよ。ついでに、騎乗位も覚えようか。」
康二は私の口からよだれまみれになったペニスを抜くと、ベッドに仰向けに寝そべって、私を手招きした。
「俺の上に跨って、自分のおまんこに、俺のちんぽ、咥えこんでみせて。」
私はのろのろと立ち上がり、康二の体を跨いだ。
自分からペニスを挿入するなんて、さすがに恥ずかしい。
顔射は受動的な行為だけれども、騎乗位は能動的な行為だけに、まるで自分の意志でそうしているようで、捨てたはずの羞恥心が蘇ってくる。
康二はそんな私の表情をにやにやしながら愉しんでいた。
「早くしないと、俺のちんぽが萎えちゃうよ?そうしたら、またフェラチオからやり直しだね。」
催促されて、私は覚悟を決めた。
どうせ何度も犯されているのだし、自分から受け入れたところで大した差異はない。
康二のペニスに手を添え、何度も失敗しながら、ようやく膣の中に収めることができた。
もう痛みは感じないが、膣の中がいっぱいになっていて、裂けてしまいそうだという恐怖が頭をよぎる。
「何してんの?おまんこにちんぽを咥え込んだら、自分で腰を振らなくちゃ、気持ちよくならないだろ。それに、膝をつけていたら、結合部がみえないし。」
康二に足の位置を変えられると、結合部が丸見えになってしまった。
ウエストを掴まれて、上下に動かされると、足に力が入らなくて、とても自分でなんか動けそうもない。
「自分で動けないんだったらさ、せめて、『康二様、美穂のおまんこを突き上げてください。』って、おねだりしてみな?」
康二の顔に残忍そうな笑みが浮かんだので、私は屈辱的な言葉をそのまま口にした。
「康二様・・・美穂の・・・おまんこを突き・・・上げて・・・ください。」
途端に、子宮を突き破られるんじゃないかと思うくらいの衝撃が走って、悲鳴が漏れてしまった。
激しすぎる抽送が、セックスに慣れ始めた私の体から快楽を引き出し始める。
ああ、こうやって、だんだん環境に順応していってしまうのか・・・。
絶望で目の前が真っ暗になっていくのに、頭の中は快感で白く染められていった。
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