私がきくと、彩はびっくりしたように大きな目を見開いた。
まつげ長いなあ・・・。
酔っている私は、頭の片隅でくだらないことを考えながらも、彩の返事を待つ。
「友達だからだよ。美佳は普通にかわいいって。」
私は頭を撫でてきた彩の手をがっちりと握り締めて、
「友達は恋愛対象にはならない?友情から始まる恋もあるんじゃないの?」
さらに言い募った。
「どうしたの?まるで手を出されたいみたいだよ?」
困ったように苦笑する彩をみていたら、どばっと涙があふれてきた。
「だって、レズなんだったら、私を・・・私もっ・・・。」
酔っているせいもあって支離滅裂になりながら泣きじゃくる私を彩はしっかりと抱きしめて、背中を撫でてくれる。
あったかい・・・なんかおちつく・・・それに、いいにおいがする・・・。
涙がおさまってくると、今度はドキドキと鼓動がうるさくなった。
「ごめんね・・・私・・・どうかしてた。」
「そうだねえ。告白みたいだったね。」
微笑む彩をみていると、告白だっていってしまおうか、酔った勢いの冗談にしようか迷ってしまう。
私がためらっていたら、彩が私のおでこにこつんと彩のおでこをくっつけた。
すごく至近距離からみつめられて、もっとドキドキしてくる。
「告白じゃないんでしょ。それとも、私の彼女になってくれるの?」
ほんのちょっと動くだけでキスしてしまえそうなくらい彩が近くにいて、甘い声で囁く。
「彼女になりたい・・・彩が好きなの・・・。」
私は熱に浮かされたように口走っていた。
柔らかな唇が私の唇に重なって、ぎゅうっときつく抱きしめられる。
唇の合わせ目から遠慮がちに彩の舌が入ってきて、私が抵抗しないのを確認すると、大胆に動き始めた。
男性よりも繊細で激しいキス・・・歯茎や歯の裏、舌の付け根まで舐められて、気持ちよさで力が抜ける。
やっと唇が離れた時には、もうすっかり脱力してしまっていた。
唾液で唇をいやらしく濡らした彩は、妖艶な笑みを浮かべて、
「レズでもいいの?男とヤりたくなっても、逃がしてあげないよ?」
いじわるな口調できいてくる。
「レズでもなんでもいいの!彩としたい・・・。」
私が答えたら、カーペットの上に押し倒された。
「そんなにかわいいこというと、優しくしてあげられなくなっちゃうよ。美佳ってば、かわいすぎ・・・。」
彩は私の肌に舌をはわせながら、性急に服を脱がせた。
せめて明かりを消してってせがんでも、ダメっていうばかりで、手を止めてくれない。
「美佳のきれいな裸がみれなくなるもの。ずっと想像してたんだから、みせて?」
耳元でいやらしく囁かれると、ぞくぞくと背筋を快感が走る。
「敏感だね。でも、今日は声が枯れるまで感じさせちゃうから。」
カーペットの上で裸にされた私は、なすすべもないまま、彩の愛撫に翻弄された。
乳首を指でいじられたり、舌でころがされたりするだけで、イってしまいそうになるくらい気持ちいい。
男とのセックスでイったことがなかっただけに、私は驚きを隠せなかった。
「あっ・・・あんっ・・・ひっ・・・やだぁっ・・・こんなの・・・信じられない・・・。」
「イヤなの?やめてほしい?」
優しくおっぱいをもみながら、乳首を咥えて舌でねぶっていた彩は、顔をあげて私にきいた。
「やっ・・・やめちゃダメ・・・でもっ・・・いいのっ・・・気持ちよすぎるのっ・・・おかしくなっちゃうよぉっ・・・。」
「ふふっ・・・まだ全然これからだよ?そろそろ、美佳のおまんこを味見しようかな。」
感じすぎて力が入らない私の両足を大きく開いて、彩がおまんこに唇をつけた。
ずずっと音を立てて愛液をすすられると、羞恥で顔が真っ赤になる。
「濡れてるね。美佳の味がするよ。」
れろれろと舌が私のおまんこを舐め続けて、私は叫ぶような声をあげながら、何度もイった。
クンニされたのは初めてじゃないけど、こんなに気持ちいいのは初めて・・・・。
細くて長い彩の指が私のおまんこに挿ってくると、何も考えられなくなった。
感じるところを的確に、ちょっとじらしながら、しつこく繰り返し責められると、体を震わせてよがることしかできない。
結局、彩は服すら脱がないまま、私の声が枯れるまでイかせまくった。
次の日、もう一度、本気で付き合うつもりなのか確認されて、私が真剣な顔で頷くと、彩も裸になって体を重ねてきた。
彩は男とヤりたくなっても逃がさないっていったけど、レズのセックスの方がずっと気持ちよくて、男となんてヤりたくないって思う。
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