だからって、そんないい方はないんじゃないかな。
いい返そうとした時、教授が教室に入ってきたので、その話はそれっきりになってしまった。
ムカついたので、帰りに一人カラオケしてから電車に乗った。
ちょうど退社時間みたいで、すごく混んでいる。
ぎゅうづめの電車に乗っていたら、ため息が出た。
後ろから押されて、前に立っていた男の人に密着してしまう。
仕方ないことだけど恥ずかしくて、どうにか体を離そうとするけど、私の力では体勢を変えられない。
もぞもぞ動いていたら、おなかに硬いものが当たった。
なにこれ・・・もしかして・・・。
顔をあげると、若い男性が恥ずかしそうに俯いていた。
「す、すみません・・・。」
私が動いたせいで刺激されて、勃起してしまったらしい。
「い、いえ・・・。」
本当は恥ずかしいし、嫌でたまらないけど、この人も好きでこうなってるんじゃないし、私のせいでもあるし・・・。
私は早く駅について、ちょっとでも人が降りてくれないかと願った。
気にしないようにしても、おなかに当たっている硬い感触に意識が向いてしまう。
電車のドアが開いて、これでようやく解放されると思ったら、もっと人が乗ってきて、さらに状況が悪化した。
後ろから男の人が密着してきて、しかも、おしりに硬いものが押し当てられていて・・・。
相変わらず、おなかにも前にいる男性の勃起ちんぽが当たっているし、しかも、何か抱きつくみたいな体勢になっちゃってるし。
前の男の人と違って、後ろにいる男の人は、いやらしい気持ちでいるみたいで、じわじわと腰を動かし始めた。
ジーンズごしなのに、こすりつけられている感触がわかって、めちゃくちゃ気持ち悪い。
はあはあという息づかいも、相手の顔がみえないのも、私の恐怖心を煽った。
麻美みたいな挑発的な格好をしているならともかく、なんで私がこんな目に遭わなくちゃいけないの!?
早く人が降りてくれたらいいのに・・・初体験もまだなのに、こんなの耐えられないよ・・・。
電車の振動で、どうしても体が動いてしまって、その動きが前の人の勃起ちんぽを刺激してしまうらしく、前にいる男の人も時折、あえぎ声を堪えるような声を漏らす。
こっちの男の人は若いし、けっこう好みのタイプなんだけど、まるで私が痴漢しているみたいですごく気まずい。
必死で我慢してたら、後ろの男の人が私の服の下に手を入れてきた。
え・・・うそ・・・痴漢?
私のTシャツの下に、明らかに男の人の手が入っているのをみて、前にいる男の人も驚いている。
すごく嫌だし、怖いけど、声を出して痴漢されていると周りの人にいうのは、もっと恥ずかしい。
私が抵抗しないのをみると、男の手は大胆に動き始めた。
強引にブラジャーの中に入ってきて、おっぱいを直接さわって、乳首をいじって・・・。
やだ・・・嫌なのにどうして・・・。
痴漢されているのに、体は勝手に反応してしまって、唇を噛んでいないと、声が出てしまいそうになる。
そんな私の様子をみていた前の男の人が、私のジーンズのジッパーを下ろして、おまんこをさわってきた。
ええっ・・・この人まで私に痴漢するの・・・。
マジメそうにみえたのに、にやにや笑っていて、パンティの上から指でおまんこのワレメをこすってくる。
「濡れてる・・・おとなしそうな顔してるのに、淫乱なんだね。」
耳元で囁かれて、怒りで頭の中が真っ赤になった。
その声がきこえたのか、後ろにいた男の手が私のTシャツから出て行き、両手でジーンズを下ろしてしまった。
「やっ・・・やめっ・・・。」
さすがに声をあげようとしたら、前の男がキスしてきた。
口を塞がれてしまって声を出せない私の体を二人の痴漢は前後からいいように弄ぶ。
パンティまで脱がされて、後ろから股の間にちんぽをねじこまれた。
前の男が私のおっぱいをいじりながら、いやらしいことを囁いてくる。
「このまま、電車の中でヤられちゃう?もう周りの人にも、君がいやらしいことされて、気持ちよくなってるってバレてるよ。」
恥ずかしくて、私はぎゅっと目を閉じたまま、唇を痛いくらいに噛みしめていた。
そうしないと、快感に流されて、あえぎ声が漏れてしまいそうだったから。
勝手に素股をしていた男は、私の足を開かせると、おまんこに挿入しようとしてきた。
「いやっ・・・それだけは・・・。
叫ぼうとした私の唇に、後ろの男の指が突っ込まれた。
精一杯噛んでも、ちっとも口から出ていってくれなくて、私の舌を指で挟んでくる。
閉じられなくなった唇から、よだれがこぼれてしまった。
「エロ・・・。次、僕がおまんこに挿れてあげるからね。」
顎を伝う私のよだれを前にいる痴漢が舐める。
おまんこに挿っているちんぽがすごく痛くて、動かれる度に衝撃が走って、涙があふれてきた。
もっと麻美に同情してあげればよかった。
痴漢なんて私には関係ないって思ってたから、バチがあたったのかも・・・。
遠くなる意識の片隅で、私はそんなことを考えていた。
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